どうもこんばんは
コンノアツシ@お味噌フィルハーモニーです
今回は、大好きなゲーム音楽を紹介したいと思います。今日は、ファイナルファンタジーシリーズの人気タイトルで、近年ではリメイクも大ヒットした【ファイナルファンタジーⅦ】の中から【クレイジーモーターサイクル】を紹介したいと思います。※以下よりファイナルファンタジーⅦはFF7と記載します。
そもそもF Fシリーズも名曲揃いで、紹介したいB G Mなんて山ほどあるんですが、なぜFF7のクレイジーモーターサイクルを紹介することにしたかというと、この曲について語っている記事が少なくて、作曲家や編曲家などの専門家的見地が全くないので、せめてボクがなぜ好きになったのか?というファンとしての見地だけでも紹介してみようと思ったからです。
他のF Fシリーズの名曲は、何かしらエピソードがあります。例えばニコニコやYouTubeを通して、バズりにバズった【ビッグブリッジの死闘】は、作曲した植松伸夫氏が、「アルペジオだけの曲が、こんなに人気曲になるとは思わなかった」と語ったエピソードは、ゲーム音楽ファンの間では有名な話だと思います。今回紹介しようとしているクレイジーモーターサイクルも、植松伸夫氏が作曲を担当されています。
曲の紹介をする前に、どのような場面でクレイジーモーターサイクルが流れるか話します…。
人類の住む星を牛耳る巨大企業神羅カンパニー。その神羅の拠点である科学文明の栄えた都市ミッドガルには、星の生命エネルギーである魔晄“ライフストリーム”を吸い上げて生活資源に変換している魔晄炉があります。いつか枯渇してしまう恐れがあるライフストリームを、これ以上無駄に消費させたくない、テロ組織「アバランチ」は、傭兵として雇った主人公のクラウドと共に、魔晄炉を次々と爆破していきます。アバランチに対抗した神羅カンパニーもかなり大規模の爆破テロまがいの作戦を強行し、無関係のスラム街の人々の命を奪います。この爆破テロをアバランチの仕業ということに仕立て上げ、ミッドガルを追われることになった主人公陣営が、アバランチの仲間達の犠牲をはらいながらも、囚われた仲間を神羅カンパニーから救い出し、ミッドガルを脱出するという場面で、クレイジーモーターサイクルが流れます。
主人公のクラウドだけ片手でバイクを運転し、もう一方の手にはバスターソードを握り、他のパーティメンバーが乗った三輪トラックのような自動車に群らがる追っ手の雑魚敵達を、薙ぎ倒していくというミニゲームコーナーに突入します。
そのシーンなんですけど、妙な既視感があるんですよね。プレイしていた高校生くらいの頃は、なんだろう?と思って、気づかなかったんですが、今は「これだ!!」というものがあります。それが大友克洋監督の【A K I R A】の冒頭のシーン、ネオ東京シティを走り回る暴走族チームの抗争のシーンと類似してるんです。全く一緒だ!という訳ではありませんが、分かる人には分かる類似性があると思うんです。
似てるのはネオン煌(きら)めく近代的な背景や、走り回るライダーの描写だけではなく、B G Mも謎に似ている点があります。以前のゲーム音楽の紹介でも話したと思いますが、ボク自身が音楽に精通している訳ではないのいで、詳細は知らないんですけど、たぶんF F7のクレイジーモーターサイクルもA K I R Aの冒頭で流れる【アキラのテーマ】と同様に東南アジアの民族楽器のようなものが使われていると思います。
全面的に使ってしまうとただのパクリ音楽になってしまうので、ベースは打ち込みのピコピコした音楽になっているのですが、本当に隠し味くらいの要素として、パーカッションで鳴っている「シャンシャンシャシャンシャンシャンシャシャンシャン…」という音のループが、東南アジア系の民族楽器を使用していると思われます。
ぜひそれを踏まえて聴いてみてください。いつも何か作業する時にお世話になっている45分エンドレスリピート作業用の【クレイジーモーターサイクル】を添付しておきます。
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ちなみにF Fシリーズのアプリゲーム【F F R K(ファイナルファンタジーレコードキーパー)】で、アレンジされたクレイジーモーターサイクルを聴いた時に…
『絶対、A K I R Aからインスパイアされてるわ!!』
と確信しました。それも乗っけときます。よりアキラのテーマに近づいてます。
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そして、YouTubeにはわざと音の数を落として、ファミコン8bit化アレンジのクレイジーモーターサイクルを載せている方もいます。よりコアなファンなら、こちらも喜んで頂けるハズです。
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最新のF F7リメイクでは、ミッドガル脱出まで描かれたので、もちろん、クレイジーモーターサイクルも流れたんですが、そっちは民族音楽っぽさは消失していました。近代西洋風の世界観は統一された感じはありましたが、ボクは正直物足りなかったです。あくまでボク個人の見解ですけどね。
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背景も踏まえて聴くと、よりカッコ良く聴こえてくる。表面上に音として聴こえるだけのB G Mというだけではなく、そこに物語の内容や自分の思い入れも乗っかってくると、ますます好きになっていくゲームB G Mの沼を、今後も定期的に紹介していきたいと思います。
今回はこの辺で終わります。そんじゃまたね。
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