本読みました【イマジン?/有川ひろ】
こんばんわ
コンノアツシ@お味噌フィルハーモニーです
今日は本を一冊読み終えたので感想を書きます
自分がこの本を読んで何を感じたのか?忘れないようにする
“備忘録”のようなブログだと思ってください
読んだ本は【イマジン?/有川ひろ(著)】
それでは早速参りましょう
以下読書感想文本文
読書する人達の界隈では、言わずと知れた“有川ひろ”先生の小説。内容は映像製作会社内のエピソードを盛り込んだ恋愛モノ。
ここ最近に読んだ本達が、答えのない世界で己の在り方を考え込むような、どちらかというとダーティな小説ばかり読んでいたので、明るい気分になりたくて手にとった一冊です。
いやー素晴らしかった!
読みやすいし、終止明るい気持ちのまま、最後まで読了できました!
主人公の良井くんしかり、“殿浦イマジン”の社長、先輩の佐々さん、亘理さん。紅一点の幸さん。金庫番の今川さんと、みんなキャラ立ちがしっかりしてる。マジでなんの権利も持ってないけど、キャスティング予想したら楽しいヤツや!ってなりました。
感想とは無関係なので、ブログの一番最後に“おまけ”として、勝手にキャスティングも書いておきます。
章ごとに製作会社“殿浦イマジン”が入る現場は、きっと今まで有川ひろ先生の作品が映像化された時に、実際に体験された記憶からくるエピソードなんだろうなぁと思いました。
自衛隊の話は『空飛ぶ広報室』。みちくさ日記は『植物図鑑』。全ての原作は分からないにしろ、先生が、その目で見た追体験を言語化して、小説にされたんだなぁと分かる描写が事細かに記載されており、リアリティがあります。
なので、製作会社とか映像製作とか、裏方の世界に興味がある人にとっては聖書(バイブル)の成り得る可能性がある一冊でした。
アレ?
有川ひろって、有川浩じゃなかったっけ?
いつの間にマイナーチェンジしたんだろう?
とかいう話は本編と関係ないので、いったん横に置かせてもらうとして…。
コレは、出す作品が続々と映像化されていき、ベストセラー必須の有川ひろ先生だから書ける世界観なんだろうなぁと思いました。
それを一番感じたのは、映像化する人に原作に対するリスペクトがあるのか?否か?という問いかけがあったこと。
それよりも更にドキッとしたのは、近年、耳にする機会も増えた、
「俺は原作派だから」
とか
「あの俳優さんが原作の世界観と違うから見ない」
とか
そういう固定観念で、ハナから映像化された物を見ないという風潮に対するアンチテーゼ。
ここから先は予想になってしまいますが、有川ひろ先生ほど、映像化された原作が多い作家さんとなると、ただただ執筆活動に勤(いそ)しむだけではなく、制作会社や配給会社、場合によっては芸能事務所の方々との打ち合わせや会合の機会も多いのかも知れない。そうすると、一概に「原作とは世界観が違うから…」とか「理想の俳優と違った…」とかいう意見を簡単に口に出すのもはばかられるのかも知れない。
そもそも作り出す人達にとって、「さぁ作ろう!」という初期衝動は、原作に感情を動かされて実働に移っていくはずで、それは演じる役者さん方も同じで、はじめは「なんでもいいから仕事が欲しい」というハングリー精神の権化のような役者だったとしても、配役が決まった時点で「原作ファンの期待を裏切らないようにしなくちゃ」とか「原作ファンの理想に近付けるように頑張らなくちゃ」という考えにいたるのは、至極当然。作り手側にリスペクトが無いってことは、ほとんどないケースかと思われる。(リスペクトが)足りないってことはあるかも知れないけど…。
むしろ、原作があることによって炎上する話もしょっちゅう聞くから、作り手側にとってはリスクが多少なりともある。そんな覚悟と情熱をまざまざと見せつけられたら、その人達を主役にした小説を書こう!という衝動が生じるのも充分に理解できる。
この本を読んで、「原作ファン?」「はぁ?」という感情が生まれたのは、大きな収穫だったと思います。また一つ見聞を広げることができました。そして、原作とかけ離れてるから見ないという、偏見はいったん置いといて、今はとりあえず見てみよう!という心持ちになっています。
ドラゴンボールがハリウッド化された時に鳥山明先生は、「アレはドラゴンボールとは別の話だと思って見てください」「ドラゴンボールとは別物です」って言いきってしまう鳥山明先生も快活で、俺は好きですけどね。
おまけ(勝手にキャスティング)
良井くん…北村匠海
佐々さん…モハメド ヨネ(プロレスラー)
社長殿浦…堤真一
亘理さん…宮森かわら(放送作家)
今川さん…ノヴ(HUNTER×HUNTE)※髪有り時
幸さん…奈緒
2次元とか3次元とか出役とか裏方とかグッチャグチャに羅列したけど、二人揃うと威圧感のある佐々さんと社長は、ガタイが良くて、たっぱもある人を選ばないといけないし、社長と金庫番の今川さんは、大体同じくらいの年齢で揃えなきゃいけないし、それも社長はイカツいイメージで、今川さんはメガネとスーツが似合うキッチリ男子って考えるとさ…キャスティングって難しいよね!( ・∇・)
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何様だよ…(´д`|||)
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